英語発音セルフラーニングシステム
皆さんよくがんばりました。

言語の要素をある単位にまとめるには,その中心となる核が必要です。母音が核となって分節音を音節にまとめ,強音節が核となって語・句・文のリズムの単位(フット/リズムユニット)を形成します。では,リズム単位をより大きな単位にまとめる核の役割は何が担うのでしょうか。それは語・句・文それぞれの中で第1強勢となる音節です。この音節を「音調核」といい,強勢と急激なピッチ変化で表します。音調核におけるピッチ変化は「核音調」と呼ばれます。強弱リズムとピッチの流れで表現される音調核を中心とした単位を「イントネーション句(IP)」といいます。

  話し手は、伝えたいところは何かによって英語のイントネーションの音調核の位置を決定します。文脈に依らない発話では,最後の内容語の第1強勢を持つ音節が音調核になります(末尾焦点)。次の(1)は末尾焦点の例で,音調核はMarchです。
(1) He will go to Canada next March.
応答文のような場合は、伝えたいところに音調核がつきます。  

伝えたい意味は何ということで、下降(F),上昇(R),下降上昇(FR),平坦(L)の4種類と“stylized tone”(S)があります。

これからもトレーニングを続けていきましょう!