英語の単語は「音節」を基本的単位として構成されています。
「音節」は母音を中心として子音との組み合わせで成り立っており，例えば"bed"は「子音＋母音＋子音（CVC）」で構成される1音節語です。
1音節語では1つの強勢，2音節以上の語では，最も強い強勢（第1強勢）を持つ音節とそうでない音節（第2強勢や弱強勢）に分かれます。

日本語の音の基本的単位は「モーラ」と呼びます。「モーラ」は子音＋母音（CV）、または母音（V）などの組み合わせで，同じ時間的長さで発音されます。
英語のような強弱の区別はありません。「ン」，「ッ」や「ー」（引く音）も一つのモーラと数え，例えば「ベッド」は3モーラです。
このように日本語的な音の単位で英語を発音をすると，子音の後に母音を入れたり，強勢を間違った音節に付けてしまうことになり、まったく異なった単語に聞こえてしまいます。
英語を発音するときに、どの音節に強勢を付けるかに注意を払い正しく発音できるようになると、かなり英語の発音が上達します。
これからもトレーニングを続けていきましょう！